基本指針
- 障害児・者と家族の安心と希望ある暮らしのために、利用者本位の良質で総合的な療育支援を行う。
- 障害児・者療育の拠点施設として地域支援を推進し、地域の療育環境の向上に貢献する。
- 豊かな人間性と専門性を身につけた職員を育成する。
- 組織と経営の安定、効率化と職員の誇り、働き甲斐を重視した運営を行う。
運営方針
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障害児・者と家族の安心と希望ある暮らしのために、利用者本位の良質で総合的な療育支援を行う。
- 利用者本位の良質で総合的な療育支援を行う医療・福祉施設として発展する。
- 重症心身障害、肢体不自由、知的障害、発達障害を中心に障害児・者の療育支援を行う。
- 北多摩西部地域および西多摩地域の拠点施設として、その周辺地域も含め、障害児・者の療育支援を行う。
- 外来・在宅から入院(東京小児療育病院) ・入所まで総合的な支援(総合療育)を生涯(生涯療育)にわたって行う。
- 一人ひとりのニーズや特性に応じた療育支援を行う。
- 発達やライフステージに応じた療育支援を行う。
- 安心、安全で、信頼される療育を実践する。
- 利用者の人権尊重と権利擁護を推進し、一人ひとりの人格や意向の尊重、プライバシーの保護、年齢や関係、状況に応じた対応に努める。
- 利用者と家族の意見、要望、苦情に対して誠実に対応し、接遇、サービスの向上に努めるとともに、相互理解、相互信頼を深め、協力・協同して事業を発展させる。
- 個人情報保護を含めたセキュリティー管理を徹底する。
- 重大事故のない安全な療育を実践する。
- 施設内感染対策を強め、感染の予防、対応のレベルアップを図る。
- 褥創対策を強め、褥瘡の予防、治療のレベルアップを図る。
- 5S(整理、整頓、清掃、清潔、習慣化)運動を徹底し、快適な療育環境を提供する。
- 防火、防災、防犯対策を強化する。
- 家族会、後援会、関係機関との連携を強化する。
- ボランティア活動を促進し、利用者、ボランティア、職員の交流を深め、信頼・協力関係を強める。
- 長期入所者に対する支援の向上に努める。
- 入所者の健康の維持、増進を図り、安全、快適で楽しい生活を提供する。
- 入所者と家族の意見、要望を尊重した個別支援計画に基づく総合的、体系的な支援を行う。
- 入所者と家族の協同と参加を重視した運営を進める。
- 重症児・者の入所を積極的に受け入れる。(東京小児療育病院)
- 在宅で療育を行う障害児・者に対する支援の向上に努める。
- 障害児・者が家族とともに地域で安心して暮らせるために、質の高い医療、看護、リハビリテーション、生活支援、発達支援、相談支援を行う。
- 上記目的を達成するために、外来、医療入院(東京小児療育病院) 、通所、短期入所、訪問看護、訪問リハ、地域支援、相談支援などの事業を積極的に展開する。
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障害児・者療育の拠点施設として地域支援を推進し、地域の療育環境の向上に貢献する。
- 自治体、保育・教育機関、障害児・者事業所などとの連携を図り、地域支援を推進する。
- 医療的ケア研修や各種講演会の実施、施設見学の受け入れなど、地域のニーズに積極的に応える。
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豊かな人間性と専門性を身につけた職員を育成する。
- 障害児・者の総合的な療育支援が行える高度の専門知識、技術を身につけた職員の育成を目指す。
- 人間性豊かで円滑なコミュニケーションができる職員の育成を目指す。
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組織と経営の安定、効率化と職員の誇り、働き甲斐を重視した運営を行う。
- 規則と情報の共有を重視した計画的、効率的な運営を行う。
- 規則に従い、公開性、透明性を重視した運営を行う。
- 情報の正確性、迅速性、共有性を重視した情報管理システムの整備、業務のIT化を促進し、業務の標準化と効率化を図る。
- 役割と責任に基づいたチームワークを重視し、職員が誇りと働き甲斐を感じ、意欲的に働ける運営に努める。
- 自己の職責を果たすとともに、相互理解、相互尊重を促進し、チームワークを重視した運営を行う。
- 管理職員は、鶴風会の理念に基づき、運営方針を具体化し、職員へ周知徹底し、その実現に向けて先頭に立って奮闘するとともに常に現場を重視した運営を行う。
- 上司は部下一人一人の個性や特性をよく理解し、それぞれが創意工夫を生かし、意欲を高め、誇りと働き甲斐がもてるように個別的な指導を心がける。
- 職員は常に利用者支援に徹するとともに施設の方針をよく理解し、それに従って計画的に行動し、その結果を業務改善につなげ、施設全体の発展に貢献する。
- 社会福祉、医療に従事する職員として、法、規範、倫理を遵守する。
- 職員の衛生管理を重視し、業務上の事故防止、腰痛対策、精神衛生対策などを進める。
- セクシャルハラスメント、パワーハラスメントなどの人権侵害の予防および対策を強める。
- 残業が減り、仕事以外の時間が有効に活用できるように、効率的な業務改善を進める。
倫理綱領
前文
障害のある人たちの人間としての尊厳が守られ、健康で文化的な豊かな人生が実現できるように支援することが、社会福祉法人鶴風会の責務です。そのため私たちは、確固たる倫理観をもって、その専門的役割を自覚し、自らの使命を果たす決意です。ここに倫理綱領を定め、私たちの規範とします。
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生命の尊厳
私たちは、障害のある人たちの一人ひとりの命を、かけがえのないものとして大切にします。
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個人の尊厳
私たちは、障害のある人たちの、ひとりの人間としての人格、個性、能力、可能性、主体性を尊重します。
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人権の擁護 ・拡大
私たちは、障害のある人たちに対する、いかなる差別、虐待、人権侵害も許さず、人としての権利を擁護し、その拡大に努めます。
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社会への参加
私たちは、障害のある人たちが、年齢、性別、障害の状態などにかかわりなく、社会を構成する一員としての市民生活が送れるよう支援します。
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専門的な支援
私たちは、自らの専門的役割と使命を自覚し、絶えず研鑚を重ね、最先端の知識や技術を習得し、専門家としての心構えを養い、障害のある人たちの一人ひとりが豊かな生活を実感し、充実した人生が送れるよう支援し続けます。
職員行動指針
社会福祉法人鶴風会は、職員一人ひとりが組織の一員として、責任ある行動が取れるよう「社会福祉法人鶴風会 職員行動指針」を定め、この行動の指針の遵守に努めることとし、殊に管理・監督する立場にある者は、自らが模範となるよう率先して実行に努めます。
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社会的ルールの遵守(コンプライアンス)の徹底
私たちは、法人の理念や諸規程はもとより、憲法、法令、社会的ルールの遵守を徹底し、社会や組織の秩序を守り、成熟した社会人、組織人として行動します。
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環境保全・安全衛生の推進
私たちは、地球的規模の環境破壊が進む中で、環境保全に強い関心を持ち、ご利用者や地域の方と共に、その保全に向け積極的に取り組みます。
職場の環境保全と安全衛生にも積極的に取り組みます。
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社会貢献の推進
私たちは、地域や社会に根ざした施設を目指し、地域貢献活動、社会貢献活動を積極的に行います。
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人権の尊重
私たちは、差別のない公平な社会を目指し、互いの個性や違いを積極的に認め合い、一人ひとりの平等を尊重し、意見の相違も相互理解・相互尊重に基づく粘り強い話し合いによって解決していきます。
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プライバシーの保護
私たちは、プライバシーの保護に最大限の努力をします。
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個人情報の保護と管理
私たちは、個人情報保護法等に基づき、個人情報の適正な取扱いを行います。
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公正・公平な取引の推進
私たちは、公正且つ公平で健全な取引を行います。
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行政機関等との関係
私たちは、自立した組織として行政機関と対等且つ健全な関係を保持します。
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説明責任(アカウンタビリティー)の徹底
私たちは、ご利用者やその家族・後見人の方等に提供するサービスや関連する情報について、適切に説明する努力や工夫を行います。また地域の理解と信頼を高めるために地域とのコミュニケーションを図ると共に、適切な情報開示、情報提供に努め、説明責任を果たします。
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安全管理(セーフティマネジメント)の徹底
私たちは、適切かつ安全な医療・療育を提供する体制を整備し、安全で安心なサービスの提供に努めます。
東京小児療育病院
西多摩療育支援センター