この認定制度は重症児看護を深め、療育の質を高めたいと願う看護師に、学びの機会を提供し、専門性を育むことを目的に平成24年度に作られた制度です。
認定取得後は、重症児看護のエキスパートナースとして、施設内外での後輩の指導育成の役割を持ち、重い障害を持った方々やそのご家族の幸せのために貢献することを期待されています。
平成28年4月には北海道から九州まで全国7か所に教育機関が開設されています。
認定者も全国に337名となりました。
当院でも、東京都の教育機関で9名の看護師が研修を終了し、2名の看護師が現在受講しています。
当院の重症心身障害看護師は今年度2名が新たに認定されたので合計7名になりました。
認定された7名の看護師は院内研修等で中心となって後輩を育成しています。
重症心身障害児が通学できるように特別支援学校の教員に対しても医療的ケア研修等を行っています。
今後は、重症心身障害看護の発展のために研究等にも今以上に取り組んでいきます。